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住まいづくりのコンセプト
オーガニック
オーガニック
住宅は、家族にとって一番安心できる場所。
人は人生の約、半分の時間を自宅で過ごし、1日約15ℓ、自宅の空気
を吸い込むのです。最近では、多種多様なアレルギーにお悩みの方も多く
その原因には、合板等建材に含まれる化学物質、カビ、ダニ、
も関係することがあり、カビ、ダニの繁殖には湿度が大きく関係する
とも言われ、そのためにはエアコンや除湿器等の
電気機械を使い、快適に暮らす
これって、本当に快適なんでしょうか。
本当の快適とは、機械や電気に頼らず、良好な環境を維持できる事では
ないでしょうか。
そのためにも、オーガニックな自然素材は欠かせません。
1・自然乾燥木材
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木材は住宅において様々役割があります。
木の持つ特性を無駄なく生かした使い方をしてきたのが
日本の伝統建築です
ただし 乾燥の工程によっては木の特性を台無しにしてしまうことがあり
そのためにも できる限り強制的な乾燥材ではなく
天然乾燥材にこだわります。
床材の3~4カ月間の乾燥に始まり、雑木等は10年近くの
乾燥期間を要したものまで木材本来の性能を発揮できるは、
天然乾燥です。
又、産地へのこだわり 杉には産地によって特徴があります。
良質の 小国の杉 阿蘇の高森杉 上陽 星野の杉と
厳選された杉材を適材適所で使用しています。
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2・ 貝灰漆喰・珪藻土
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室内空間で一番表面積の大きいのが壁。
漆喰や珪藻土は 人が快適と感じ
ダニやカビの繁殖を抑制する湿度 40~70%を保つといわれ
何より 自然界に存在するシンプルな素材
室内の調湿に一番大きく貢献してくれます。
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3・オガファーザー
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漆喰や珪藻土のように 調湿能力のあるのが オガファーザー。
ヨーロッパでは150年余り使われてきたスタンダードなクロス。
天然の紙にウッドチップをサンドしたオーガニックな素材。
その上から デュプロン(天然成分100%)を塗ることにより 調湿性を
向上 工業系クロスのように張替ではなく、デュプロンを塗り重ねて
メンテナンスが楽な素材。
4・断熱と耐震面材
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断熱材も様々。性能重視で石油性製品の断熱を
フルに使いたくありません。
できれば、環境にも建物にも優しいものを使いたいですね。
断熱材は、新聞紙や古紙のリサイクルからできた、セルローズファイバー。
主原料の80%以上が分別されたガラス等、
リサイクル資源のアクリアネクスト
この2つを採用。原油等地球資源を無駄に使った断熱材に性能は少しだけ劣りますが、次世代の子供たちにも資源活用には配慮したいものです。
又 耐震面材には、MOISS(モイス)を採用。
天然鉱石を主成分とし、土と混ぜれば肥料にもなるほど、
自然の素材にも一番近いと言われている面材。
高断熱の住宅には壁内の結露が懸念されます。MOISSはこうした結露に
よる湿気等、調湿能力にも特化した面材。目に見えない壁の中だからこそ
信頼できるものを使います。
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5・リボス(塗料)
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建物内部の木部には、自然健康塗料 ドイツのLivosを採用。
木の調湿効果を損なうことになる化学塗料とは違い、
木そのものの調湿力や熱を奪わない効果などを保ちます。
又、何より世界で初めて安心と安全を考えた、
世界でも信頼のブランド。安全性は世界基準です。
6・合板ゼロ
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建物の仕上げ材には、必ず下地材が必要となります。
最近では、施工性の良い下地合板を使用する建物ばかりになりました。
新建材に表記されているJIS企画の4スター表示は、あくまでも
ホルムアルデヒド 発散速度5μg/㎡h 以下
ということで、ホルムアルデヒド ゼロではありません。
本当の安全を考えれば、手間はかかりますが、
下地材にも天然木を使用します。
又、天然木は合板より湿気等の耐久性も強く、表面に
見えないところも大事に考えます。
2016/06/16